独SAP、ハンガリー拠点を拡張

企業向けソフト大手の独SAPがハンガリー事業を強化する。同国経済省が先ごろ明らかにしたもので、拠点のあるブダペスト近郊のハイテク団地グラフィソフトパークに床面積5,500平方メートルの施設を設置し、インダストリー4.0(つながる工場)に関連した事業を手掛ける。投資額は40億フォリント(約1,300万ユーロ)。来年中に完成予定で、約250人を雇用する。

新施設の建設は、同社が30億フォリントを投じて設置したクラウド・コンピューティングサービスセンターの整備計画の一環。完成後は同地を拠点に全世界へサービスを拡大していく予定だ。

グラフィソフトパークは敷地面積が16ヘクタールで、60を超えるIT及びバイオテクノロジー関連企業に2,000人以上が従事している。SAPは同パークで最も大きい1万平方メートルの施設を構える。(1HUF=0.37JPY)

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