チェコ鉱工業生産、8月は13.1%増

チェコ統計局が先ごろ発表した8月の鉱工業生産高は前年同月比で13.1%増加した。同業生産高の増加は2カ月ぶり。前月は14.1%減少していた。前月比(季節調整済み)では12.1%の増加。新規受注高も前年同月比で18.7%増加した。

業種別にみると、主要産業の自動車が53.1%増と大幅に伸びたほか、コンピューター・電子・光学機器(27.9%増)、印刷・記録媒体(17.3%増)、ゴム・プラスチック製品(17.1%増)、衣料品(17%増)、家具製造(15.5%増)、機械・設備(11.8%増)、機械設備の修理・設置サービス(10.2%増)の伸び幅が大きかった。一方、基礎医薬品・医薬品製剤が15.9%減と大きく後退したほか、その他の輸送機械が1.3%減少した。

8月の税込み平均賃金は名目ベースで前年同月比6.9%増の2万8,531コルナ(約1,060ユーロ)だった。(1CZK=4.23JPY)

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