蘭イノフルート、マケドニアの果樹園栽培事業に投資

オランダの食品会社イノフルート(InnoFruit)は、マケドニアの果樹栽培事業に1,000万ユーロを投資する計画だ。その一環として、ギリシャ国境に近い南東部のボイラン、ボグダンツ両郡で事業を展開する地元企業アグロロザルを先ごろ買収した。

マケドニア農業省によると、イノフルートは2年の検討期間を経て投資を決めた。イノフルートではサクランボや生食用ブドウの栽培技術など、最新設備を整備する計画だ。また、土壌調査の結果を踏まえ、他の果物も手掛けるかどうかを決定する。

栽培面積は55ヘクタールで開始し、将来的には250ヘクタールまで拡大する予定だ。

イノフルートはロッテルダムに近いバーレンドレヒトに本社を置き、果物の卸売りなどを手がけている。

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