ブルガリアのEV充電スタンド事業者が充電網拡大

ブルガリアで電気自動車（EV）向け充電スタンドの設置事業を展開するイーモビリティ・インターナショナル（eMobility International）は先ごろ、2017年末までに同国と近隣諸国にスタンドを約500カ所設置する計画を明らかにした。投資額は300万ユーロ。ブルガリア以外ではルーマニア、マケドニア及びギリシアでの設置を予定している。

イーモビリティ・インターナショナルはフィンランドの電力最大手フォータム傘下で充電インフラ設備を運営するフォータム・チャージ・アンド・ドライブと提携し、同社の充電プラットフォームEldriveの導入に向けテストを行ってきた。現在、ブルガリア国内に17カ所の充電施設を持つ。

ブルガリアの充電料金は現在無料だが、将来的には無線ICタグ（RFID）や携帯端末を通じた課金が可能となる見通しだ。