バルト3国が域内共通のガス市場形成へ

バルト3国のガス供給業者が域内市場の統合を計画している。リトアニアのパイプライン事業者アンバー・グリッド(Amber Grid)によると、同社はこのほどラトビアのコネクサス・バルチック・グリッド(Conexus Baltic Grid)、エストニアのエレリング(Elering)の2社と容量の割り当てで合意した。これにより、バルト3国域内のガス市場における競争が促進され、顧客はより安価にガスの供給を受けることができるようになる。段階的に2020年までに完全な形での統合を実現する。

また、フィンランドもエストニアに接続するパイプラインが完成し次第、統一市場に参加する見通しだ。

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