スイス鉄道車両大手のシュタッドラーは1月23日、ベラルーシのミンスク地下鉄公社から地下鉄車両10編成を受注したと発表した。車両は現地メーカーのベルコムンマシ(BelKommunMash)と提携して生産し、来年から2022年にかけて納入する。受注額など詳細は明らかにされていない。
シュタッドラー製の車両は、来年の運営開始が予定される新路線(3号線:ヴィツェプスカヤ線)に導入されるもようだ。
ミンスク地下鉄公社は現在、全長19.1キロ、15駅の1号線(マスコウスカヤ線)と同18.4キロ、14駅の2号線(アウタザヴォーツカヤ線)を運営している。
新路線は市の南北を結ぶもので、今年末、まず他線に連絡する2駅を含む4駅で開業する。最終的には14駅、全長17.2キロに延長する。
このほかにも、市の北部と南東部を縦断する4号線の建設が計画されている。