IT大手の米IBMは3日、スロバキア東部のコシツェでIoT(モノのインターネット)サービスの運用を開始した。中東欧市場を対象に、コグニティブ技術(コンピューターによる対象の認知技術)をベースとした革新的サービスの開発・実用化に取り組む。同国のIBMクライアントセンターが業務を管轄する。
IoTをベースに、顧客それぞれのニーズに合ったソリューションを開発する。先月ミュンヘンで開所したIoT事業のグローバル本部「ワトソンIoT・グローバルセンター」と密接に提携し、顧客が膨大なデータから重要な知見を引き出せるようサポートしていく。
IBMではIoTを通じ、幅広い業界で業務効率化、経費削減、競争力強化を実現できるとしている。