英たばこ大手のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)は先ごろ、ルーマニア南部プロイェシュティの生産拠点を増強すると発表した。2,100万ユーロを投じ、健康への負担が少ないとされる加熱式たばこなどの次世代たばこを生産する。BATによると、ルーマニアは同社の加熱式たばこ「グロー・アイフューズ」(グロー)の中核市場の一つ。
BATは1994年に同国に進出した。プロイェシュティ工場は97年の開設で、投資残高は2億5,000万ユーロに上る。同国での2014年の売上高は4,000万ユーロ、15年は5,000万ユーロだった。