独キオン、チェコ生産拠点に第2工場

独物流・運搬機械大手のキオンがチェコ西部のストジーブロにある生産拠点に第2工場を新設する。投資額は700万ユーロで、物流設備オートメーション機器子会社デマティックの自動倉庫システム「マルチシャトル」やモジュラー式のベルトコンベヤーを生産し、欧州市場で販売する。約200人を新規雇用する予定だ。中東欧専門紙『nov-ost.info』が4日報じた。

新工場建設はポーランドの不動産開発大手パナットーニが請け負う。施設面積は2万3,000平方キロメートルで、今年10-12月期の完工と、来年6月までのフル稼働開始を予定している。

キオンはストジーブロの拠点を昨年2月に開所した。施設面積2万7,000平方メートルの同工場では200人を雇用し、フォークリフトを生産している。チェコではほかにチェスキー・クルムロフとブルノに拠点を持つ。

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