独自動車部品・タイヤ大手のコンチネンタルは19日、ルーマニア西部のティミショアラにある工場の拡張工事が完了したと発表した。生産・倉庫棟を5,000平方メートル、事務棟を2,200平方メートル増設した。投資額は1,200万ユーロ。同工場では現在、年間6,000万個の電子部品を生産している。
コンチネンタルはまた、中部ブラショフにある燃料ポンプの生産拠点で180人を新規雇用する計画を明らかにした。同社は昨年、同市に600万ユーロを投じて研究開発(R&D)センターを新設している。
コンチネンタルはルーマニアに1999年に進出した。現在はティミショアラ、シビウ、カレイ、ナダブ、ブラショフ、ヤシの6都市で7カ所の生産拠点と3カ所のR&Dセンターを展開し、全体で1万6,600人を雇用している。2015年までの投資残高は11億3,000万ユーロに上る。