車部品オートリブがルーマニア東部にR&Dセンター設置

スウェーデンの自動車安全システム大手オートリブがルーマニア東部のヤシに研究開発(R&D)センターを開設する。21日付の現地紙『ADZ』が伝えたもので、今年下半期に稼働を開始する。雇用規模は300人で、同国西部のティミショアラにあるR&Dセンター(同450人)に次ぐ規模となる。

オートリブはヤシを選んだ理由として、IT分野における先進性と人材の質の高さを挙げた。

オートリブは1997年、ルーマニア中部のブラショフに生産拠点を開設して工場進出を果たした。現在は同市のほか、ルゴシュ、スフントゥ・ゲオルゲ、レシツァ、オネシュティ、ティミショアラで計5工場と2つのR&Dセンターを運営している。従業員数は合わせて1万1,000人。

上部へスクロール