ベラルーシのタイヤ製造大手ベルシナ(Belsina)はこのほど、横浜ゴムと提携の可能性について協議していることを明らかにした。ベルシナの販売網を利用した横浜ゴムの製品販売や、合弁会社の設立が検討されている。横浜ゴムはベルシナが持つ3工場を見学し、生産体制や品質管理方法を評価したという。
ベルシナは国内中部のバブルイスクに本社を構える。乗用車、トラック、バス、トロリーバス、農機、トレーラー、大型ダンプカー、建設機など多様なサイズ・仕様のタイヤを製造する。3工場がそれぞれ量販タイヤ、大型タイヤ、超大型タイヤの製造を担当するほか、装置やツールを含めた主要製造設備を供給するマシニング専門工場を備える。