チェコCEZ、独ABO Windから仏風力発電事業を取得

チェコ国営電力会社CEZは6日、ドイツの風力発電プロジェクト会社ABO Wind(ヴィースバーデン)がフランスに建設中の9つの陸上風力発電施設を取得し、同国での事業を開始することを明らかにした。取引額は明らかにされていない。

取得した施設の総発電容量は100メガワット。今後5年間で順次整備を行う。取得するすべての施設は今後15年間に渡り仏政府の固定価格買い取り制度の対象となっている。

チェコ政府が70%を出資するCEZは本国チェコのほか、ドイツ、ルーマニア及びトルコで風力発電事業を行っている。当該事業の総発電容量は700メガワット。

ABO Windは欧州全域で風力発電事業を展開し。総発電容量は1,300メガワットに上る。

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