JICA、ドゥシャンベ空港整備の2期工事に390万米ドル

日本の国際協力事業団(JICA)は、タジキスタンのドゥシャンベ国際空港の近代化事業の第2期工事に390万米ドル(3億5,600万円)を供与する。6日付の『イーストタイム』が伝えた。同工事では請負事業者として、日本工営、日本空港コンサルタンツ、大建設計からなるコンソーシアムを指名した。

同近代化事業は国内線と国際線の運用改良と、貨物ターミナルの設置が目的となる。2014年9月に開始された第1期工事へのJICAの供与額は約1,700万米ドル(19億円)で、貨物ターミナルの建設のほか、航空保安機材である計器着陸装置(ILS)や接近着陸装置(PALS)の調達および滑走路への設置に使われた。新貨物ターミナルは18年8月に運用が開始される見通し。

タジキスタン政府は、同国の開発計画「生活水準改善(LSIS)」(2013-2015 年)などで空港整備により全貨物量に対する航空貨物の割合を引き上げる目標を掲げてきた。

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