2017/7/5

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

ルーマニアで新内閣発足、新首相に前経済相のトゥドセ氏

この記事の要約

ルーマニア議会で6月29日、新内閣の信任投票が行われ、賛成173、反対102で承認された。前内閣で経済相だったトゥドセ新首相(社会民主党、PSD)は26日にクラウス・ヨハニス大統領の承認を得ていた。中道左派のトゥドセ首相 […]

ルーマニア議会で6月29日、新内閣の信任投票が行われ、賛成173、反対102で承認された。前内閣で経済相だったトゥドセ新首相(社会民主党、PSD)は26日にクラウス・ヨハニス大統領の承認を得ていた。

中道左派のトゥドセ首相が掲げる経済政策は中道右派の野党・国民自由党(PNL)を中心に反発を呼んでいる。新内閣は税収拡大を約束しており、高所得層に向けた「連帯税」や、企業の売上高に対する課税措置の導入を検討している。

同国では21日、グリンデアヌ前内閣に対する不信任案が可決された。トゥドセ首相は前政権同様、自由民主同盟(ALDE)との左派連立政権を樹立する。