ロシア新車販売、7月は18.6%増

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は先ごろ、同国の2017年7月の新車(乗用車・小型商用車)販売が12万9,685台となり、前年同月に比べ18.6%増加したと発表した。販売増は3月から5カ月連続、2ケタの増加は5月から3カ月連続となる。1~7月の累計は、前年同期比8.5%増の84万8,214台に拡大した。

自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は、休暇シーズンのピークが来ても販売が衰えず、3カ月連続の2ケタ増となったことに言及し、2017年が本当に自動車業界の転換期となることへの期待感が増した、とコメントした。また、新車市場の回復については、景気見通しが明るくなったことや、政府の購入奨励金(インセンティブ)により、中間層の購買意欲が回復してきているようだ、との見解を示した。

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