台湾フォックスコン、チェコで大規模投資を計画

台湾の電子機器大手、鴻海精密工業(フォックスコン)は先ごろ、2018年末までにチェコで数十億コルナを投資する計画を明らかにした。同計画にはチェコ及び米国市場に投入する医療機器の生産に向けた投資が含まれるほか、従業員の新規雇用や人件費の増額を別途実施することが検討されている。

現地CIA通信によると、同社は呼吸器系の患者に使用する呼吸補助機器の開発・生産を行う米国の医療機器メーカーInogenから受注を獲得しており、10月からの製品納入を予定している。

フォックスコンは1990年代末にチェコに進出した。中部のパルドゥビツェとクトナ・ホラに工場を持ち、4,000人を雇用する。2016年の売上高は同国5位に相当する1,178億コルナ(45億1,700万ユーロ)。輸出額では同国2位だった。(1CZK=5.02JPY)

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