米飲料大手コカコーラのハンガリー法人のアゲリディス社長はこのほど、経済紙ヴィラザグダザーグとのインタビューで、今年の投資額が過去最高の60億フォリント(1,930万ユーロ)に達したことを明らかにした。欧州で最低水準の法人税率や、個人所得税率の引き下げなどが投資の追い風になっている。
同社はブダペスト郊外のドゥナハラスティと国内西部のザラセントグロートの2工場で炭酸飲料水、ジュース、ミネラルウォーターを製造し、製品の多くを欧州やロシアなど25カ国に輸出している。アゲリディス社長によると、ハンガリーからの輸出額は過去数年間で3倍に増加し、グループ最大の輸出拠点となっている。(1HUF=0.43JPY)