デンマークの断熱材メーカー、ロックウール・グループ(コペンハーゲン)は11月24日、ルーマニア南部のプロイシェチ近郊にミネラルウール断熱材の新工場を建設すると発表した。投資額は5,000万ユーロ。床面積は約30万平方メートルで、2019年の稼働開始を見込む。約150人を直接雇用するほか、300人をサービスと物流で間接雇用する。
生産するミネラルウール断熱材は玄武岩を原料とし、防火や防音、断熱などの幅広い用途を持つほか優れた省エネ効果もある。
ロックウールのギレス・マリア副社長は「今回の投資を通じ、建物の火災安全性とエネルギー効率を高める地元の努力を支援できる。我々は政府に、消防情報交換プラットフォーム(FIEP)を共有する欧州連合(EU)加盟国との協同を促している」と述べた。