トルコの10月失業率10.3%、2カ月ぶり低下

トルコ統計局(TUIK)が15日発表した2017年10月の失業率は10.3%となり、前月から0.3ポイント改善した。失業率の低下は2カ月ぶり。前年同月比では1.5ポイント低下した。

15~24歳の若年失業率は前年同月比で1.9ポイント低下し19.3%となった。15~64歳の就業年齢層では1.5ポイント低下の10.5%に改善した。

労働参加率(LFPR)は53.1%で、前年同月比で0.7ポイント上昇した。性別で見ると、男性は72.4%、女性は34.2%で、それぞれ0.3ポイント、1.1ポイント上昇した。

就業者数は前年同月比で137万8,000人増えて2,864万5,000人となった。業種別の内訳は、農業が19.3%、鉱工業が19.1%、建設業が7.6%、サービス業が54%となっている。

失業率は2017年1月、10年以降で最も高い13%をつけたが、5月には10.2%まで改善した。その後7月に10.7%まで悪化したものの、8、9月は10.6%に下がっていた。

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