POSシステムを手掛ける米ハーバータッチがリトアニア事業を強化する。年内に30人超を雇用するとともに、米国の顧客向けのサポートセンターを開設する。現地英字紙『バルティック・コース』が10日伝えた。
同社は昨年6月、首都ビリニュスでソフトウエア開発センターを開設した。同国法人のヴィズギルダ最高経営責任者(CEO)は「リトアニアは優秀な人材が豊富なため、予想以上に早く事業を拡張できた」と述べた。現在の従業員数は約60人。
ハーバータッチは1999年創業で、米POSシステム大手ライトハウス・ネットワークの傘下。顧客企業は全世界に約30万で、年間約100億ユーロを処理している。