チェコのシュコダ自動車が14日発表した1月の販売台数は前年同月比10.7%増の10万3,800台となり、1月単月としては過去最高を記録した。販売増は26カ月連続。地域別では欧州、ロシア、インド、モデル別ではSUVが好調だった。
販売台数を地域別にみると、西欧は12.8%増の3万8,600台で、主力のドイツは14.4%増の1万2,800台に上った。オランダは93.4%増と大幅に拡大。オーストリア、イタリア、フランス、ベルギー、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーも2ケタ台の伸びを記録した。
中欧は12.3%増の1万8,700台に拡大し、本国チェコは12.1%増の8,600台だった。スロバキア、ハンガリー、スロベニアも上げ幅が10%を超えた。
東欧ではロシアが26%増の4,500台で、同国を除いた台数は15%増の2,800台だった。
国別で最も販売台数が多い中国は5%増の3万1,500台だった。インドは13.8%増の1,300台に拡大した。
モデル別では昨年2月に投入した大型SUV「コディアック」が1万3,600台、10月末に発売した小型SUV「カロック」が3,900台とどちらも好調だった。旗艦モデルの「スペルブ」は1万2,400台で、8.3%減少した。