トルコのバス・商用車大手オトカル(Otokar)は20日、ルーマニア・ブカレスト市からバス400台を受注したと発表した。取引額は9,830万ユーロ。契約には納車と車両のメンテナンス(8年間)が含まれる。今年から来年にかけて段階的に納車していく。
ブカレストのガブリエラ・フィレア市長は、同社のバスは冷暖房完備で欧州基準を満たしていると述べた。
トルコ財閥コチ・ホールディング傘下のオトカルは1963年設立。北西部のサカリヤに拠点を構え、面積55万2,000平方メートルの工場と約2,000人の従業員を擁する。年産能力は1万3,050台で、軍用車両も手掛ける。2016年の売上高は16億3,500万リラ(3億5,000万ユーロ)、純利益は7,000万リラ(1,500万ユーロ)だった。(1TRY=28.37JPY)