ウズベキスタンで新FEZ整備、総額1.9億ドルのプロジェクト実施へ

ウズベキスタンのサマルカンド州で、ウルグト自由経済区(FEZ)の整備が進んでいる。国営ヤホン通信によると、その面積は816ヘクタールに上り、全58件、総額1億8,870万ドルのプロジェクト実施が予定される。これにより、工業生産高を2億5,800万ドル、輸出高を8,050万ドル押し上げる効果が見込まれる。

FEZ運営当局によると、サリクテパ高原ではウルグト・ミクロ・メタルの「ポリマー・プラスチック製品、使い捨てひげそり、歯ブラシ、ウェットティッシュ生産計画」に向けた建設作業が最終段階にある。また、サム・エレクトロ・セルヴィスの「ガスコンロ・電機オーブン生産計画」では設備調達に向けて入札手続きが進行中。410万ドル規模の発注が見込まれている。

FEZ運営当局でインフラ開発を担当するバクティヨル・ソアトフ氏によると、FEZ全域で高い利便性を確保するため、車道修繕工事(全長42キロメートル)、ガスパイプライン敷設(65.5キロメートル)、電線敷設(17.5キロメートル)、水道管敷設(24.5キロメートル)、4変電所設置などの措置が計画されている。

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