EVバッテリー部品の韓国シンフン、ハンガリー工場が完成

韓国の二次電池部品メーカー、シンフンSECのハンガリー工場が26日、完成した。取引先であるサムスンSDIが同国に電気自動車(EV)用バッテリー工場を設けたのを受けて進出したもので、総投資額は80億フォリント(2,560万ユーロ)。政府から7億6,900フォリントの助成を受けた。

新工場の立地はブダペスト近郊のモノルで、サムスンのゲド工場とは約60キロメートルの距離にある。来年末までに300人の雇用創出を予定する。

シンフンのハンガリー子会社によると、同社が欧州に生産拠点を置くのは今回が初めて。世界では6つめの工場となる。来年以降、原材料の80%を現地調達する意向だ。(1HUF=0.42JPY)

上部へスクロール