ベラルーシの電動輸送機器大手ベルコムンマシュ(Belkommunmash)がハンガリーの首都ブダペストに合弁会社の設立を計画している。首都ミンスクのクレパク副市長が11日明らかにしたもので、20日にはミンスクのショレツ市長とブダペストのターロシュ市長がこの問題について議論することが予定されている。
クレパク副市長によると、ターロシュ市長は運輸関連分野に関心を示している。同市長は昨年ベルコムンマシュを訪問し同社の製品を称賛していた。
ベルコムンマシュは電動バスやトロリーバス、路面電車の製造大手で、1973年に前身のMRTTZが設立された。主力市場のロシアの他、ウクライナ、セルビア、ルーマニア、モルドバ、カザフスタン、キルギス、アルゼンチン、コロンビアで事業を展開している。
ブダペストでは今月19日から24日まで「ミンスクの日」が開催され、ベラルーシの食品加工関連企業や自治体が参加する予定だ。それに合わせて行われるビジネスフォーラムではミンスク市の関係者が輸送インフラや都市システムに関する課題を議論することになっている。