トラクター大手ウルスス、中国で現地生産

ポーランドのトラクター大手ウルスス(Ursus)は11日、中国の広東江隆農業機械科技有限公司(JML)と包括提携契約を結んだと発表した。中国におけるトラクターなど農業機械の現地組立・製造・販売をJMLに委託することや、JMLを通じた部品調達、JMLの中国総代理店化などを内容とする。全ての項目について、契約期間は10年となっている。

JMLによると同社は1998年の創業で、自動車部品や農機付属品の開発・生産を手がける。世界50カ国以上の自動車部品や農機メーカーと取引がある。

ウルススは今月上旬、インド建機メーカーのアクション・コンストラクション・イクイップメント(ACE)とも提携を結んだ。米マッセイ・ファーガソンの同名主力モデルをベースに現地市場向けのモデルを開発し、「ACEウルスス」ブランドで販売する計画だ。

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