トルコの2月失業率10.6%、4カ月ぶり改善

トルコ統計局(TUIK)が15日発表した2月の失業率は10.6%となり、前月の10.8%から0.2ポイント改善した。失業率の低下は4カ月ぶり。前年同月比では2ポイント低下した。

15~24歳の若年失業率は前年同月比で4.3ポイント低下し19%となった。15~64歳の就業年齢層では2ポイント低下の10.9%に改善した。

労働参加率(LFPR)は52.2%で、前年同月比で0.4ポイント上昇した。性別で見ると、男性は0.2ポイント減の71.5%、女性は1ポイント増の33.3%となった。

就業者数は前年同月比で121万人増えて2,816万6,000人となった。業種別の内訳は、農業が17.7%、鉱工業が20%、建設業が7%、サービス業が55.3%となっている。

失業率は昨年、7月の10.7%から10月の10.3%まで改善したものの、12月に10.4%に悪化していた。

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