ロシアUTエアー、ボーイングから機材調達

ロシア航空会社UTエアーがこのほど、ボーイング737の第4世代小型ジェット旅客機である「737 MAX 8」を新たに30機発注した。ボーイングからの情報を基にロシアのメディアが報じた。同モデルのカタログ価格は約1億1,700万米ドルで、割引が無かった場合、注文総額は35億米ドルに上るという。UTエアーは資金調達の方法などの詳細を明らかにしていない。

UTエアーはロシア中部ハンティ・マンシースクを本拠とし、スルグトとモスクワ・ヴヌーコボにハブ拠点を置く。現在、ボーイング「737-400」、「737-500」、「737-800」、「767-200ER」に加え、仏伊合弁の「ATR-72-500」の計65機が稼動している。今年1-4月期の旅客数は前年同期比12.5%増の228万人に拡大した。

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