トルコの3月失業率10.1%、2カ月連続で改善

トルコ統計局(TUIK)が18日発表した3月の失業率は10.1%となり、前月の10.6%から0.5ポイント改善した。失業率の低下は2カ月連続で、2016年5月(9.4%)以来の低水準となった。前年同月比では1.6ポイント低下した。

15~24歳の若年失業率は前年同月比で3.7ポイント低下し17.7%となった。15~64歳の就業年齢層では1.7ポイント低下の10.3%に改善した。

労働参加率(LFPR)は52.4%で、前年同月比で0.2ポイント上昇した。性別で見ると、男性は0.1ポイント減の71.8%、女性は0.5ポイント増の33.4%となった。

就業者数は前年同月比で101万人増えて2,849万9,000人となった。業種別の内訳は、農業が17.7%、鉱工業が19.7%、建設業が7.3%、サービス業が55.3%となっている。

失業率は昨年、7月の10.7%から10月の10.3%まで改善したものの、今年1月に10.8%に悪化していた。

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