ハンガリー中央統計局(KSH)が先ごろ発表した3-5月期の失業率は3.7%となり、前年同期から0.7ポイント低下した。15~74歳の失業者数は17万600人で、3万2,500人減少した。
年齢別では15~24歳の若年層の失業率が8.8%と依然高く、25~54歳の働き盛り世代は3.5%、55~74歳の高年齢層は2.5%だった。失業率の低下幅は15~24歳が2.1ポイント、55~74歳は1.5ポイント、25~54歳は0.4ポイントだった。
平均失業期間は17.9カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の45.3%を占めた。
5月末時点の求職者数は24万4,000人で、前年5月末を15%下回った。