スイス通信ケーブル大手R&M、ブルガリアの生産能力引き上げ

スイスの通信ケーブル最大手R&Mは4日、ブルガリア拠点の拡張計画を明らかにした。500万レフ(260万ユーロ)を投じてソフィアにある工場の生産能力を引き上げる。100人を新規雇用する。

同社はブルガリアで生産した製品の95%を輸出している。現地の従業員数は350人。今年は同国事業の売上高が前年比で10%増加すると見込んでいる。

R&Mは1964年の設立で、世界40カ国以上に拠点を置く。通信ネットワーク用の銅線ケーブルや光ファイバーケーブル、配電装置の生産のほか、通信インフラ向けソリューションの開発を手掛けており、欧州・中東市場では3大大手の一角をなす。

2017年の売上高は2億3,210万スイスフランで、その80%を国外市場が占めた。売り上げの4%を研究開発費に振り向けている。(1BGN=65.83JPY)

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