アゼルバイジャンのソカール、ブルガリアでのガス小売に関心

アゼルバイジャン国営石油大手ソカールがブルガリアでのガス小売り事業に参入する意向だ。現地子会社ソカール・バルカンのヘイダロフ社長が先ごろ明らかにした。両国は2015年以来エネルギー分野での協力を推進してきており、アゼルバイジャンはブルガリアにおける石油・ガス関連施設の建設に関与してきた。今年1月にはアリエフ大統領がブルガリアのボリソフ首相との会談の際、同国でのガス小売り事業に関心を示していた。

ヘイダロフ社長は、「ソカールはブルガリアでの複数の事業に関心を持っているが、現時点では特にガスの小売りが俎上となっている」と述べた。今後はブルガリアのエネルギー・水道規制委員会でガス小売り事業の規制の枠組みや許認可について検討される予定。

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