ロシア国鉄、セルビア高速鉄道の一部敷設が完了

ロシア国鉄(RZD)傘下で鉄道インフラ整備を行うRZDインターナショナルは7月30日、セルビア~ハンガリー間の高速鉄道路線の整備事業で、セルビア北部のスタラ・パゾバとインジヤを結ぶ区間の一部で最初の敷設工事を完了したと発表した。同区間の工事は今年3月に開始されていた。

同路線はベオグラードとブダペストを結ぶもので、同社が受注したのはスタラ・パゾバとノビ・サド間の40キロメートル区間。線路は複線となる予定。

セルビア政府は昨年11月、RZDインターナショナルとの間で、スタラ・パゾバ~ノビ・サド間の改修事業に対し2億4,790万ユーロを拠出することで合意していた。同事業の資金は2013年にロシア側がセルビア国鉄に対して返済延期を認めた貸付金8億ドルで賄う予定。

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