カザフスタン国鉄の物流子会社、カスピ海経由で鉄道・船舶複合輸送

カザフスタン国鉄(KTZ)の物流子会社KTZエキスプレス(KTZE)は16日、カスピ海横断輸送路(TITR)を経由したコンテナ貨物輸送を開始したと発表した。最初の貨物は非金属製品で、東部のウスチカメノゴルスクからカスピ海沿岸のクリク港を経由し、トルコのデリンジェ港へ届けられる。TITRを利用することで、イスタンブールまでの所要時間は15日以内と、従来の半分になるという。

KTZEは、カスピ海経由の鉄道・船舶複合輸送でコンテナ貨物の取扱いを増やす方針だ。まずは月1回の定期運行を計画する。

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