内モンゴル博源、カザフ化学のカズアゾトと合弁

カザフスタンの化学会社カズアゾト(KazAzot)は、中国同業の内モンゴル博源と組んで、西部マンギスタウ県にガス化学コンビナートを建設する計画だ。3期に分けて総額1兆テンゲ(23億7,800万ユーロ)超を投資する。内モンゴル博源が61%、カズアゾトが39%を出資する。

年内に開始する第1期では約1,200億テンゲを投じ、メタノールを年40万トン、窒素肥料を60万トン生産できる能力を整える。また、ガス火力発電所(最大出力300メガワット)も整備する。

第2期ではメタノール工場と窒素肥料工場を追加して設置する。年産能力はそれぞれ60万トンの予定。第3期ではコンビナート内で製造するメタノールを原料にオレフィンを年60万トン生産する。(1KZT=0.31JPY)

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