リトアニアの首都ビリニュス市は、公共バスの車両刷新に3,850万ユーロを投資する計画だ。2020年までに電気バス5台とハイブリッドバス70台を初導入するほか、最新の液化天然ガス(LNG)車両50台、小型ディーゼルバス10台を新規調達し、排ガス対策を進めるとともに運行車両の若返りを図る。年内に合計135台の入札を公示する。現地通信社LETA/BNSが8月29日に報じた。
ビリニュス市営交通会社ヴィルニャス・ヴィーシャシス・トランスポルタス(VTT)は昨年11月、ポーランドのバス製造大手ソラリスに欧州排ガス規定ユーロ6に対応する車両150台を発注(発注額4,050万ユーロ)したほか、新たにトロリーバス41台も発注した。
民営バス会社もいち早く保有車両の刷新に乗り出している。トランスレヴィス社やミクロアウトブス・サティクスメ社はすでに合計100台を最新車両に切り替えた。