ベラルーシとウズベキスタン、合弁設立などで協力

ベラルーシ企業がウズベキスタンに医薬品と医療器具を生産する合弁会社を設立する。国営ウズベキスタン通信が先ごろ、ベラルーシのマリニッチ駐ウズベキスタン大使の談話として報じた。今年7月にベラルーシの保健省関係者が、国営製薬企業ベルファルムプロム(Belpharmprom)及び同業のボリソフ(Borisov)子会社で医療器具を製造するフレボル(Frebor)との提携計画があることを明らかにしていた。

同大使はまた、軽工業部門の合弁企業設立についても検討が進んでいると述べた。両国間では2017年にベラルーシの農機メーカー、アムコドル(Amkodor)と同ボブルイスクアグロマシュ(Bobruiskagromash)がウズベキスタンに建設用及び農業用の車両を生産する合弁会社を設立している。また農機大手のミンスクトラクター工場(MTZ)もウズベキスタンの首都タシケントでトラクター生産のための合弁を設立した。医薬品分野では他のベラルーシ企業がタシケントに食品産業及び動物用医薬品向けの試薬を生産する合弁を設立している。

同大使はウズベキスタンと協力して近代的なハイテク企業を設立する用意があると述べ、特に製造業での協力が有望だと述べた。

同大使によると、ベラルーシにとりウズベキスタンは中央アジアで最も重要な貿易相手国。2017年の両国間の貿易総額は1億3,100万ドルと前年から倍増した。今年は1-3月期だけですでに9,000万ドルを上回っている。

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