ベラルーシとウズベキスタン、2億ドル超の貿易・投資契約締結

ウズベキスタンとベラルーシは12日、タシケントで開かれた両国のビジネス・地域間協力フォーラムで、総額1億9,330万ドルの貿易契約と同3,800万ドルの投資プロジェクト契約を結んだ。ベラルーシのルカシェンコ大統領のウズベキスタン公式訪問に合わせて行われたもので、フォーラムには政府・企業関係者500人が参加した。

ベラルーシのルーシ副首相とウズベキスタンのオタヨノフ副首相は「両国間の貿易が2年連続で成長した」と述べ、今後のさらなる貿易・投資関係の発展に期待を示した。二国間協力が見込める産業としては、軽工業、電気、農業、鉱業、エンジニアリング及び食品が挙がっている。

合弁計画では今年7月、ベラルーシの製薬会社ベルファルムプロム(Belpharmprom)とボリソフグループ医療器具子会社のフレボル(Frebor)がウズベキスタンでの現地合弁生産を計画していることが明らかになった。また、近年ではベラルーシの農機メーカーであるアムコドル(Amkodor)とボブルイスクアグロマシュ(Bobruiskagromash)、農機大手のミンスクトラクター工場(MTZ)がウズベキスタンに合弁会社を設立している。

今後の政府間協力としては、標準化庁間提携、国際標準の実施における経験の交換、研究所の国際認証及び人材教育の効率化への取り組みなどが挙がっている。

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