シュコダ自、イノベーションセンター開設

チェコのシュコダ自動車が先ごろ、本社のあるムラダー・ボレスラフにイノベーションセンター「イノキューブ」(InnoCube)を開設した。イノベーションとデジタル化に関わる研究や教育、新しいアイデアの発掘などが目的で、開設イベントでは仮想現実(AR)やドローン、ホバーボードを体験する機会を訪問者に提供した。

同社によると「イノキューブ」設置はグループのデジタル化戦略の一環で、デジタル化に対応できる従業員を育てる中核施設として活用する。ワークショップや、参加者がアイデアを競い合う「ハッカソン」を開催したり、同社が運営するシュコダ自動車大学の学生に、「学生企業支援プログラム」の枠内で作業スペースを提供する。

シュコダ自のボイナル人材開発担当役員は、「従業員は講義やワークショップ、イベントを通してより多くの訓練を受けることができるようになる」と話した。

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