ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は6日、同国の2018年8月の新車(乗用車・小型商用車)販売が14万7,388台となり、前年同月に比べ11.0%増加したと発表した。1~8月の累計は前年同期比16.2%増の114万61台だった。
自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は、「年初から市場回復のペースは堅調に推移しており、8月も、最近のルーブルの為替相場の下落を受けて自動車購入に動いた消費者が販売を支えたため、好調が続いた」と説明。また、2019年1月から付加価値税(VAT)を引き上げる計画があるため、いずれにしても年内は小売り需要の好調が続く見通しであるとし、新車販売の成長も今後数カ月は続く可能性が高いとの見解を示した。