Gazprom:ガスプロムと三井物産、バルト海LNG事業での提携模索で合意

三井物産は12日ウラジオストクで、ロシア国営で天然ガス世界最大手のガスプロムとバルト海液化天然ガス(LNG)プロジェクトにおける提携の可能性を探ることで合意し、覚書に調印した。また、合弁する「サハリン2」プロジェクトにおける第3のLNGプラント建設などについても意見を交わした。

ガスプロムは英蘭系シェルと組んで、バルト海に面したレニングラード州ウスチ・ルガ港にLNGプラントを整備し、欧州・中南米市場などに出荷する計画だ。当初の年産規模は1,000万トンで、昨年の発表によれば5,760億ルーブル(70億9,370万ユーロ)の投資を予定する。2023年に生産を開始する。

今回の覚書調印は、安倍首相も出席した東方経済フォーラム開催を機に行われた。(1RUB=1.59JPY)

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