車部品のヒルシュラー、新工場棟を開設

ハンガリーの自動車用ミラーメーカー、ヒルシュラー・ガラスは19日、同国東部のショプロン工場に設置した新生産棟の開所式を行った。投資額は4億1,300万フォリントで、政府から1億9,600万フォリントの助成を受けた。

新生産棟は面積1,000平方メートル。増産に向けて従業員を最大50%増の130人弱まで増やす予定だ。製品はパナソニック子会社のスペイン自動車用ミラー大手フィコサ・インターナショナルや、ルノーのルーマニア子会社ダチアに納入する。

ヒルシュラーは1889年以来、ガラス製品を手掛け、1970年代に事業をバックミラーに一本化した。年間生産量は400万枚で、昨年の売上高は6億6,000万フォリントだった。(1HUF=0.41JPY)

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