SKハイニックス、ベラルーシの工科大学と共同研究室開設

韓国の半導体メーカー、SKハイニックスはこのほど、ベラルーシ国立情報科学・無線電子工科大学(BSUIR)と共同で、学生の教育・研修を目的とした研究室を開設した。優秀な人材を育成し、ベラルーシのハイテクパーク内で運営するソフトウエア開発センターなどで雇用する狙い。

開設式典に出席したハイニックスの李副社長は、無線電子工学、電子計算、通信分野の人材育成に果たすBSUIRの役割を高く評価した上で、「同研究室では我が社が必要とする専門家を育てることができる」と期待感を語った。

情報通信ニュースサイト『BTCManager』によると、ベラルーシ政府は昨年、ブロックチェーン技術を応用した情報ネットワークを整備し、金融機関がリアルタイムでデータを交換し認証することができるシステムを導入した。また今年3月には、仮想通貨取引やブロックチェーンの枠組みを規定したデジタル経済の発展に関する大統領令を施行するなど、情報技術(IT)やデジタル化に力を入れている。

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