独真空ポンプ大手ファイファー・バキューム・テクノロジーズ(Pfeiffer Vacuum)は2日、ルーマニア北西部のクルジュに新たに生産施設を開設したと発表した。新施設の広さは4,300平方メートルでターボポンプ及びポンプ関連部品を生産する予定。74人を新規雇用する。
今回の投資は同社の新しい成長戦略の一環として実施されるもの。同社は世界全体で今後1億5,000万ユーロを投資することを予定している。
ドイツのアスラーに拠点を置くファイファー社は2010年にルーマニアに進出した。同社は真空ポンプや計測器、分析機器などの開発及び製造を行っている。ドイツのほか、フランス、韓国、ルーマニア、ベトナム及び米国に工場を持ち、3,000人を雇用している。