トルコ鉱工業生産の上げ幅が再び縮小、8月は1.7%に

トルコ統計局(TUIK)が16日発表した8月の鉱工業生産指数(稼働日調整済み)は前年同月比で1.7%上昇し、22カ月連続のプラスとなったものの、上げ幅は前月の5.6%から3.9ポイント縮小した。これは2016年12月(1.3%)以来の低い水準。前月比(季節・稼働日調整済み)では2.9%増加した。

業種別では鉱山・採石が前年同月比で5%拡大したものの、電力・ガス・スチームが0.8%、製造が1.5%それぞれ縮小した。

財別で見ると、資本財の上昇幅が最も大きく5.3%に達したほか、エネルギーは4.5%、非耐久消費財は2.6%伸びた。耐久消費財は7.3%、中間財は0.3%縮小した。

鉱工業生産指数の上げ幅は昨年12月の13.7%をピークに縮小傾向にある。6月までの下げ幅は合計で12ポイントに上る。

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