ハンガリーの9月鉱工業生産0.6%減、6カ月ぶりマイナス

ハンガリー中央統計局(KSH)が先ごろ発表した9月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で0.6%減少した。同業生産高のマイナスは6カ月ぶり。前月は1.6%増加していた。

分野別でみると、構成比重の大きい製造業が1.4%減少して全体を押し下げた。鉱山・採石業は91%と大きく伸びたほか、エネルギーは5.3%拡大した。

製造業では同業生産高の約3割を占める「輸送機器(自動車含む)」が9.5%減少したほか、「機械・設備」は7.9%後退した。「コンピューター・電子・光学製品」(2.1%減)も振るわなかった。

「ゴム・プラスチック・非金属鉱物」は13.7%、「食品・飲料・たばこ」は3.4%、「ベースメタル・金属加工品」は0.7%増加した。

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