トルコ統計局(TUIK)が22日発表した11月の消費者景況感指数(CCI)は59.6ポイントとなり、前月から2.3ポイント改善した。同指数の上昇は4カ月ぶり。
構成指数をみると、今後12カ月の家計収入を予測する所得見通し指数は4ポイント増の77.5ポイント、景気動向を予測する経済見通し指数は4.6ポイント増の77.4ポイントに上昇した。貯蓄指数も0.9ポイント増の20.1ポイントに改善した。雇用指数は63.4ポイントで、0.2ポイント落ち込んだ。
CCIは消費者の感じる収入の安定性を測るもので、経済動向をみる重要な指標のひとつ。1~200の指数値で表され、100を超えると楽観的、100を下回ると悲観的な見通しを示す。