在ロシア独商工会議所(AHK)は11月22日、モスクワで初めての独・露産業フォーラムを開催した。フォーラムでは自動車、食品、インフラ、機械、化学、医薬品の6産業を対象に、ドイツ企業がロシア市場においてどのようにして経営効率と競争力を強化していくかなどを議論した。
ロシアでは現在、将来の産業政策が協議されており、ドイツ企業からはその政策の行方にも注目が集まった。在ロシアAHKのマティアス・シェップ会長は、ロシアで成功を収めるためには現地生産が必要であり、それがロシア製品の世界市場への輸出につながり、ロシア経済にも寄与すると述べ、ドイツ企業のさらなる設備投資を求めた。。
今回のフォーラムは、ロシア産業連盟と共同で開催。ロシア産業貿易省、ロシア経済開発省が協賛した。次回のフォーラムは2019年末に予定されている。