チェコの11月インフレ率2%、3カ月連続で低下

チェコ統計局(CSU)が10日発表した11月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2%上昇し、上げ幅は前月から0.2ポイント縮小した。インフレ率の低下は3カ月連続。

構成比重の高い「食品・非アルコール飲料」が1.2%減少(前月は0.2%増)したほか、「自動車燃料含む運輸」は前月から0.4ポイント減の2.9%、「家具什器・修繕」は同0.4ポイント減の1.6%の上昇にとどまり全体を押し下げた。

上昇幅が大きかったのは、「その他の財・サービス」(4%)、「住居・水道光熱費」(3.9%)、「ホテル・レストラン」(3.8%)、「医療」(3.4%)、「アルコール飲料・タバコ」(3.2%)だった。

同国のインフレ率は今年3月の1.7%から6月には2.6%まで上昇。その後は2.2%~2.5%の水準で推移していた。過去12カ月(2017年12月~18年11月)の平均インフレ率は2.2%。

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